青年僧100人、震災犠牲者を追悼 平等院念仏会

京都府宇治市の平等院で21日夕、東日本大震災による犠牲者の追悼と復興を祈願する念仏会が開かれた。近畿一円から黒衣(こくえ)と如法衣(にょほうえ)を着た青年僧侶100人が参加した。同時刻には青森や宮城、福島などの被災地でも青年僧侶が念仏を唱え、各地で祈りの声が響いた。
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 近畿ブロック浄土宗青年会が平等院で法然上人800年遠忌研さん会を予定していたところ、大震災が発生した。このため、同会の森田康友理事長(40)=奈良市=が念仏会の開催を発願し、修行時代をともにした東北地方の僧侶にも現地での念仏を呼び掛けた。

 この日は近畿2府4県の僧侶が鳳凰堂内に正座。読経の後、木魚をたたきながら1時間、念仏を唱えた。最後に追悼の言葉を読み上げた森田会長は「亡くなった方々に念仏を届け、浄土へ向かってもらいたい」と話していた。【 2011年06月21日 23時00分京都新聞掲載 】
by seiryouzan | 2011-06-22 17:23 | 仏像

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