2023年 07月 16日
ついたち盆
2022年 09月 26日
生活用水お分けします
2022年 04月 03日
③ティク・ナット・ハン
紛争や対立、差別などの怒りを
何に変容したら良いのか、
ティク・ナット・ハンの波乱に飛んだ人生を辿りながら、その教えの真髄
ティク・ナット・ハンが拠点を構えるフランスボルドーにほど近い田園地帯。仏教瞑想センター、プラムビレッジには教えを求めて、世界中から年間八千人が訪れます。
リトリートと呼ばれる瞑想合宿を一週間単位で行い、日常から離れ自分自身に立ち帰ります。
皆、苦しみを抱えてやって来ます。仕事、友人、家族などの人間関係。そして自分の存在とは何なのか、内に潜む怒りや苛立ち。
ゆっくりと時間をとって自分の心の声に耳を澄ませていきます。
実践するのは、仏陀の教えに基づくマインドフルネス。
それは仏陀が説いた八正道のひとつ「正念」です。
誰もが今ここに生きているありのままの自分に気付く事が出来る。
2022年 04月 02日
②ティク・ナット・ハン 禅僧の教え
『如何に怒りを鎮めるか』
教えは文化や宗教の枠を超え世界中から支持を集めました。
アメリカ、イギリスの議会、国連や世界銀行、Googleなどの世界的企業。そして教育や医療現場などに及ぶその教え。
真髄は『怒りを如何に鎮めるか』
仏陀が悟りに至った瞑想による実践です。
共鳴したキング牧師からノーベル賞平和賞候補にも推薦されました。
ティク・ナット・ハンの原点。それは祖国を焼き尽くしたベトナム戦争でした。怒りと憎しみが渦巻くなか、ティク・ナット・ハンは、自らの怒りを見つめる事で敵味方の区別無く、ありのままを慈しむ境地に至ります。
そして、仏教の力により社会を替える事が出来ると立ち上がります。紛争やテロ、そして現代に蔓延る心の闇まで怒りや憎しみに向き合って来ました。
しかし、祖国を追われ八十八才を迎えた今、その教えは貴重なものとなっています。
2022年 03月 31日
①禅僧ティク・ナット・ハン(釈一行)ベトナムに生まれた禅僧
同じ民族同士が戦ったベトナム戦争で対話による平和的解決を訴えた僧侶。
『怒りを如何に鎮めるか』
マインドフルネスの実践を世界各地で行い人々の心の中から平和を作り出そうとした。
イスラエルやパレスチナなど対立する国、地域の人々の和解をめざし、東日本大震災では、人々の苦しみにも心を寄せていた。
ある講演で、ひとりの女の子がティク・ナット・ハンに質問をしました。
「兄弟に腹が立ったときどうしたらいいですか?」
「腹が立った時は何も言ってはいけません。何もしない方が良いです。自分に戻って、ゆっくり息を吸って、息を吐きます。それを何回かします。」
何か行動を起こしそうな前に、怒りの面倒をみてあげます。これは平和の行動になります。直ぐに反応したりしないで、自分の怒りの面倒のみかたを知ることが大切です。
ゆっくり呼吸をしながら、今のはカチンときても、反応して行動する必要はないと分かりますし、
この人は今幸福ではないから、あんな事をしたのだと思えますから、その人に対して思いやりを持ち微笑みます。これは大きな勝利です。
※ マインドフルネス(mindfulness)とは
意図をもって、今の瞬間に、評価や判断を手放して、注意を払うことから、わき上がる気づきの状態
https://m.youtube.com/watch?v=7bCUL1wyVh0