2011年 04月 05日
4月の雪に祈る
粉雪が舞う被災地を、祈りをささげながら歩く僧侶=4日午前、岩手県山田町(中田徹撮影)
盛岡市にある石雲禅寺の副住職小原宗監さん(28)2日に岩手県宮古市を出発し、野営しながら宮城県石巻市を目指している。素足にゴム草履。お経を唱えながら、倒壊した家屋の前では深々と一礼し、犠牲者の鎮魂と街の復興を祈った。「がれきの残る所には人の思いが詰まっている。被災者や復興に関わる人たち。そして畏怖(いふ)の念を込めて海にも合掌したい。」(平井恵美)5日朝日新聞より
ー追画ー
MSNより 松本健吾撮影 岩手県山田町4日
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ー追記ー
がれきの街に読経
28歳の僧侶が、震災でがれきと化した街で鈴を鳴らし、お経を唱えつつ歩いている。「一見、がれきに見えても、被災者にとっては一つ一つ思い入れのあるものです」。倒壊した家屋に静かに手を合わせる。
ー追画ー盛岡市の石雲禅(せきうんぜん)寺副住職、小原宗鑑(そうかん)さん。托鉢(たくはつ)修行でたびたび訪れ、世話になった土地が無残に荒廃したさまを新聞やテレビで見た。2日に岩手県宮古市を訪れたのを皮切りに、死者の冥福と行方不明者の早期発見を祈りながら歩き続けている。遺族の要望があれば、無料でお経を唱えるつもりだ。【山川淳平】毎日新聞 2011年4月7日 東京夕刊
ー追画ー5/3
被災者への物資供給等をおこなっている岩手県盛岡市民ボランティア団体
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