2011年 04月 08日
卒業式を中止した立教新座高校3年生諸君へ。
以下抜粋
「私は今繰り広げられる悲惨な現実を前にして、どうしても以下のことを述べておきたいと思う」卒業式を中止した立教新座高校3年生諸君へ。全文
・・・
大学に行くとは、『海を見る自由』を得るためなのではないか。
悲惨な現実を前にしても云おう。
波の音は、さざ波のような調べでないかもしれない。
荒れ狂う鉛色の波の音かもしれない。
いかなる困難に出会おうとも、自己を直視すること以外に道はない。
いかに悲しみの涙の淵に沈もうとも、それを直視することの他に我々にすべはない。
海を見つめ。大海に出よ。嵐にたけり狂っていても海に出よ。
真っ正直に生きよ。貧しさを恐れるな。船出の時が来たのだ。
思い出に沈殿するな。未来に向かえ。別れのカウントダウンが始まった。
忘れようとしても忘れえぬであろう大震災の時のこの卒業の時を忘れるな。
鎮魂の黒き喪章を胸に、今は真っ白の帆を上げる時なのだ。
愛される存在から愛する存在に変われ。愛に受け身はない。
教職員一同とともに、諸君等のために真理への船出に高らかに銅鑼を鳴らそう」
海を見よ。現実を見よ。自分を見よ。
4/1曹洞宗岩手県宗務所ボランティアセンターを開設。支援物資の受付とボランティア僧侶の受付窓口があります。
曹洞宗岩手県宗務所内HP(ボランティアセンター)へはこちらから
静岡市内から被災地岩手に向け、救援物資を運搬してくださっています。
地域まちづくり研究所へはこちらから
被災者への物資供給等をおこなっている岩手県盛岡市民ボランティア団体
『東北地方太平洋沖地震被災地支援チームSAVEIWATE』へはこちらからどうぞ!