<浜岡原発>5号機の発電停止 14日午後、全炉運転停止へ

2011年5月14日 10時42分 (2011年5月14日 11時04分 更新)
中部電力は14日午前、浜岡原発(静岡県御前崎市)の5号機(出力138万キロワット)の発電を停止した。浜岡原発は、廃炉になる1号機と2号機、定期検査中の3号機を含め、13日午後に停止した4号機に続き、5号機が14日午後に原子炉を停止予定で、全面停止することになる。
 14日午前1時20分から5号機の原子炉内の燃料棒の間に制御棒の挿入を開始し、徐々に出力を下げた。発電機と送電設備を切り離し、午前10時15分に発電を停止した。同社本店(名古屋市東区)の中央給電指令所では、出力表示板の出力を示す数値が「ゼロ」になった。午後1時ごろに核分裂反応が止まり、原子炉が停止する見通し。15日午前に、原子炉内の水温が100度未満で安定する「冷温停止」状態になる予定。
 作業を進めていた4号機は、13日午後11時45分に冷温停止状態になった。
 菅直人首相が6日、中部電に運転停止を要請し、中部電は9日の臨時取締役会で要請を受け入れた。中部電は防波壁建設など津波対策が完了する2〜3年後の運転再開を目指している。【工藤昭久】
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停止しても燃料棒の冷却は続けなければならない。
地震による電源喪失や冷却水喪失が起これば燃料棒溶融が起こりうる。
ただ運転中に緊急停止できないという最悪の事態は回避された
浜岡原発、停止でも去らぬ危険=電源喪失なら制御不能も

by seiryouzan | 2011-05-14 11:58 | 福島原力事故関連

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