宗派超え祈り…旭で東日本大震災合同慰霊祭

東日本大震災による津波で13人が死亡、2人が行方不明となった千葉県旭市で16日、犠牲者を追悼する合同慰霊祭が行われた。
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 神道、仏教、キリスト教、天理教の諸宗派が加盟する県宗教連盟が主催。甚大な被害を受けた被災地のため、「犠牲者を慰霊することで一つの区切りをつけ、復興に向けて気持ちを新たにするきっかけになれば」という思いから、宗派の枠を超えた取り組みが実現した。

 会場となった「いいおかみなと公園」(同市下永井)では、同市の明智忠直市長や関係者など約100人が参列。3月11日に大震災が発生した時刻の午後2時46分に合わせ、海に向かって黙(もく)祷(とう)をささげた。続いて宗派ごとによる祈(き)祷(とう)や献花により犠牲者を慰霊し、復興を祈願した。

 同連盟の岸憲秀理事長は「県内で活動する宗教者が思いを一つにして祈ることで、犠牲者や被災された人たちの心の慰めになれば」と話していた。
2011.6.16
by seiryouzan | 2011-06-19 22:26 | 東日本大震災、僧侶の関わり

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