スティーブ・ジョブズ氏と禅

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(CNN) 
以下Yahoo!ニュースより引用
ジョブズ氏の革新に影響を与えた思想とは―― 日本の禅僧と長年の交流
5日に死去した米アップルの創業者スティーブ・ジョブズ氏が手掛けた製品は、パーソナルコンピューターの「マッキントッシュ」から多機能携帯端末「iPad」に至るまで、ミニマリスト的デザインとシンプルな操作性が特徴だった。

ジョブズ氏のこうした革新的なデザインには、禅の影響があるのではないかと指摘する声もある。

ジョブズ氏は若いころインドに旅して仏教に触れ、1970年代にカリフォルニア州の禅センターに通って、日本出身の禅僧、故・乙川弘文氏と交流を深めたといわれる。乙川氏はジョブズ氏の結婚式を司り、86年にジョブズ氏がアップルのCEOを解任されて設立した「ネクスト」の宗教指導者にも任命されるなど、2人の交流は長年にわたって続いた。
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                    故 乙川弘文氏の略歴(1938年 - 2002年)
1938年(昭和13年)、曹洞宗の寺に生まれた。駒沢大学を経て、京都大学で修士号(大乗仏教)を取得した。福井県の永平寺で3年に及ぶ修行を積み、1967年(昭和42年)、僧侶・鈴木俊隆の招きでアメリカ合衆国に渡った。タサハラ禅マウンテンセンターにて、1970年まで補佐を務め、1971年に鈴木が死去した後には、ロスアルトスの禅センターにて、1978年まで活動した。その後も各地にて活動していたが、2002年7月26日、スイスにおいて、5歳の孫娘を助けようとして溺死した。
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詳しくは"gratefully remembering Kobun samaへ

ジョブズ氏と乙川氏との交流は、フォーブズから近く出版される劇画小説「The Zen of Steve Jobs(スティーブ・ジョブズの禅)」に描かれている。フォーブス誌
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ジョブズ氏がスタンフォード大学で2005年に行った有名な講演をはじめ、同氏の発言の中には禅の自力本願の思想が反映されている。講演でジョブズ氏はこう語った。「過去33年間、私は毎朝鏡の中の自分に向かって『もし今日が自分の人生最後の日だったら、今日やろうとしていることをやりたいと思うだろうか』と問い掛ける。そして答えが「ノー」の日が続いたら、何かを変えなければいけないと思う。自分はいつか死ぬと思い続けることは、私が知る限り、何かを失うかもしれないという思考のわなに陥るのを防ぐ最善の方法だ。」

座右の銘の「Stay hungry. Stay foolish.」は知られていますが、『仏教には「初心」という言葉があるそうです。初心をもっているのは、すばらしいことだ。』など、若い頃から禅に傾倒した仏教の実践者であり、社内のプレゼンテーションでは必ず合掌してから始めたという。
スタンフォード大学での伝説のスピーチのほとんどが禅の教えそのものであり、
ジョブズ氏の不屈の精神(心)を支えていたのは、曹洞宗開祖道元禅師さまであった事実が広く世界に知られた機会がジョブズ氏の『死』であったことは残念でなりません。心よりご冥福をお祈りいたします。

スタンフォード大学卒業式スティーブ・ジョブズ氏 演説 スピーチ ノーカット版
ー追記ー10月6日
Wikiより抜粋
日本にも彼のファンは多い半面、日本のPCメーカーのことを「海岸を埋めつくす死んだ魚」と表現する(ただし、これは日本のメーカーに対してではなく、日本のメーカーが大量の商品攻勢をかけられる可能性を作ったPC/AT互換機に対する揶揄であるとも言われている)など、辛辣な一面を見せることもある。ジョブズ自身は日本の文化に関しては関心も高く、日本食を好み、特に蕎麦が好物である。アップル本社の食堂Cafe Macsにはジョブズが考案したという「刺身ソバ」なるメニューがある。Cafe Macsで働く日本人スタッフの女性は、ジョブズのために築地で本格的な蕎麦打ちの修行をしたという。


さらに付け加えると「漆器(JAPAN)」を好み使われていたようです。
全ての生活において「日本」を「禅」を実践されていたといっても過言ではないでしょうか。
私達日本人が何処かに置き去りにしてしまった大切な「日本」をジョブズ氏が見いだしていたとするならば、
いま一度「日本」を見直し、「禅」を知るチャンスなのかもしれません。

ー追記ー10月7日
ジョブズ氏伝記、ソニー・ピクチャーズが映画化に向け交渉か
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by seiryouzan | 2011-10-10 22:44 | その他