震災8カ月、鎮魂の御詠歌 陸前高田で犠牲者供養

東日本大震災発生から8カ月となった11日、市街地全体が甚大な被害を受けた陸前高田市では、花を供えたり、手を合わせる市民の姿が各地で見られた。
震災8カ月、鎮魂の御詠歌 陸前高田で犠牲者供養_f0206452_2335898.jpg

 同市高田町の光照寺では、高沢公省住職と御詠歌の会の会員17人が被災した市役所前など3カ所で御詠歌を唱え、犠牲者を供養した。

 市役所周辺は被災車両が残り、がれき撤去を行う重機が往来。津波の痕跡が残る建物に、鐘の音と女性たちの美しい声が静かに響いた。

 同会会員も11人が犠牲に。同市高田町の男性(69)は「供養の思いを込めた。生かされた者としてこれから精いっぱい生きたい」と語った。

【写真=被災した市役所前で御詠歌を唱え、静かに手を合わせる女性たち=11日午前、陸前高田市高田町】
岩手日報より
by seiryouzan | 2011-12-01 23:04 | 梅花

おいでいただきありがとうございます!

by seiryouzan
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31