f0206452_17101475.gif
二月十五日はお釈迦様のご命日です。この日、お釈迦様は入滅され、涅槃に入られたのです。涅槃とは、完全な悟りの状態を意味します。

お釈迦さまの最後のお姿は、原始仏典の『大般涅槃経』に詳しく説かれています。仏典によると、齢八〇になられたお釈迦様は、最後の説法のため侍者阿難尊者とともに、生まれ故郷ルンビニに向けて旅に出られます。その旅の途中体調を崩され、ついにクシナガラで入滅を迎えられたと伝えられています。入滅のご様子を伝えるものとして、現在私たちが身近に接することができるものとしては、涅槃図があります。世の無常を暗示する真っ白な花を咲かせた、二本の沙羅の木のあいだに、お釈迦様は静かに横たわっておられます。そのかたわら、お弟子たち、信者たち、さまざまな動物そして天神天人に至るまで、皆お釈迦様の入滅を嘆き悲しんでおります。対照的にお釈迦様は、少し薄眼をあけられた様子で、あたかもやさしく微笑んでおられるかのようです。この時、お釈迦様は、決して亡くなられてしまったわけではなく、完全なお悟りの境地に入られたのです。

More
by seiryouzan | 2014-02-16 17:11 | 大本山總持寺今月の伝道標語